文章について説明
●1.スワミ・シバナンダ師からの学びをもとに、クリシュナ・グルジが要約したバガヴァッド・ギーターの翻訳文を紹介します。
●2.”忙しい人のためのバガヴァッド・ギーター”というコンセプトで、バガヴァッド・ギーターのエッセンスが学べる内容です。
●3.文章の中にある(20)←などの数字の意味は、バガヴァッド・ギーターの詩の番号です。
クリシュナ・グルジからのメッセージ
皆さんの心理的な管理やライフスタイルの管理のために一番役立つ内容が明確に書いてあるのがバガヴァッド・ギーターです。
ぜひ、読んでみてください。
By クリシュナ・グルジ
第IV章
知恵のヨガ(Jnana-Vibhaga Yoga)
主クリシュナは言いました。 「バーラタよ!正義が衰え、不義が強くなるときはいつも、私が生まれる。(7)
善を守るために、邪悪な者を滅ぼすために、確かに義を確立するために、私は時代を超えて生まれる。(8)
あぁプリターの息子よ、どのような方法でひとがわたしに辿りつこうとも、私は彼らに報いるだろう。(11)
行動していないことを行動や非行動レベルで見ているひとは、ひとの間では賢明であり、すべての行動を実行している間でも、ヨギなのだ。(18)
欲望と目的のすべての欠乏を呼ぶものは、セージと呼ばれる賢者の知識の火によって焼かれるだろう。(19)
そこに希望なしに、自己コントロールの心で、行動の結果を期待せず、貪欲と嫉妬なしに、努力なしに得られたものに常に満足した者は、二元性から解放され、成功と失敗のバランスが取れ、ブラフマンに確立する。彼は何もしていないが、行動をしている。彼は縛られずに、行動している。(20-23)
ブラフマンとは祝福である。ブラフマンとは精製されたバターであり、ブラフマンとはブラフマンの火の中に注ぎ込まれた奉納物である。ブラフマンは、常にブラフマンを行動している者により到達されるだろう。(24)
一部のヨギは神々に犠牲を払う。 Jivanmuktasはブラフマンの火の中へ己を捧げる。ある者は何度も拘束の火の中で聴覚と他の感覚を捧げる。ある者たちは、知識によって燃え上がった自己拘束のヨガの火の感覚と息のすべての機能を何度も捧げる。ある者たちは、財産、金銭、経典、知識を何度も捧げる。ある者は、吸う息に吐く息を捧げ、吐く息に吸う息を捧げる。(25-29)
物を捧げることよりも知識を捧げることの方が優れている。あぁパルハーよ、すべての行為において知識の頂点に達せよ。(33)
長い間の学び、疑問と与えられることによってそれを知るだろう。真理を悟った賢明な者は、その知識の中で指示を得るだろう。(34)
たとえあなたがすべての罪人の中で最も罪深い者であるとしても、知識の筏ですべての罪を真実にさらそう。(39)
燃えている火が燃料を灰にするのと同じように、おぉアルジュナよ、知識の火はすべての行為を灰に戻すだろう。(37)
信仰が厚く、献身し、感覚を抑えてこの知識を得たものは、すぐに最高の平和に行くだろう(39)
無知な者、信仰のない者、疑いのある者は、破滅に向かう。この世も、他人も、疑いも幸福も実はない(40)
したがって、ああバーラタよ、知識の剣と共に心の中に住み、ヨガを拠り所とし、無知から生まれた自己を疑う気持ちを放棄しなさい。 (42)